顧客データを活用し、適切なオファーを適切なタイミングで提供することで、フランチャイズ店舗における数百万のデジタルインタラクションのパーソナライゼーションを推進

※本お知らせは、2023年7月6日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

Yum! Brands, Inc.は本日、顧客獲得、成長、維持を促進するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)のプロバイダーとしてTreasure Data™を選定することで、顧客のデジタル体験を向上させるという企業戦略の最新ステップを発表しました。

クイック・サービス・レストラン(QSR)の多くは、匿名状態の顧客を抱えています。それゆえ、ブランドロイヤルティと購買頻度を高めるためには、これらの顧客に対してパーソナライズされたマーケティングを行うことが重要です。トレジャーデータの高度なAIと機械学習機能は、魅力的でパーソナライズされたコンテンツを顧客に提供するための、豊富で実用的なインサイトを提供することができます。Treasure Data Customer Data Cloudにより、ファーストパーティ、セカンド・パーティ、そしてサードパーティのすべてのデータを統合し、複数のブランドを横断し、顧客に関する単一のビューを作成することが可能です。データの統合とリッチ化は、匿名状態の消費者を見出すことを念頭にデザインされており、Yum! Brands全体で顧客データの一元的なビューを実現しています。

Yum! Brandsのチーフ・データ・オフィサーであるキャメロン・デイヴィス氏(Cameron Davies)は、次のように述べています。「Treasure Data CDPの採用は、強化されたデジタル上の顧客体験を推進し、顧客に卓越した価値を提供するという当社の戦略において、最新の進歩です。トレジャーデータの提供する最先端のCDPソリューションは、当社における4つのブランドとサードパーティプラットフォームにまたがる顧客データを統合、管理、活用する比類のない機能を提供し、顧客の行動と好みに関する深いインサイトを獲得する能力が強化されます。このCDPソリューションにより、Yum!の顧客に対する理解とエンゲージメントの両方を高めることで、最終的に、よりパーソナライズされた、ユニークなインタラクションを促進します。グローバルの規模を活かし、CDPの分野で前進を続けるとともに、顧客データにおける安全性、セキュリティ、そしてプライバシーへのコミットメントを共有する企業と協業しながら、さらなる価値を引き出すことができることを、大変うれしく思います」

グローバルのビジネス規模を武器に、Yum! Brandsは、顧客のための簡単な体験、レストランチームのための簡単なオペレーション、そして飛躍的な成長を導く簡単なインサイトの取得を実現するテクノロジーに投資を行っています。戦略的優位性をもたらすテクノロジーを自社開発、買収、提携するのが同社の戦略です。Yum! Brandsではテクノロジーソリューションの主たる部分は自社で保持することに注力する一方で、トレジャーデータのように精選した外部のテクノロジープロバイダーとの提携も行っています。今回の動きは、AIを活用した予測により、各ブランドのロイヤリティ・プログラムを通じて顧客と関わり、キャンペーンや体験をパーソナライズし、顧客が適切なタイミングで適切なオファーを受けられるようにするものです。

トレジャーデータのCEO 兼 共同創業者の太田一樹は、「Yum!は世界で愛され、信頼されるブランドを構築してきました。そして同社は顧客のニーズを理解することの重要性を理解しています。Yum! Brandsと提携し、各ブランドの顧客データを一元的に把握し、より有意義でパーソナライズされた顧客の食事体験を提供することで、ブランド全体の収益性の向上を実現できることを大変嬉しく思います」と述べています。

Yum! Brandsについて

Yum! Brands, Inc.はケンタッキー州ルイビルに本社を置き、その子会社は155以上の国と地域で55,000以上のレストラン(KFC、Taco Bell、Pizza Hut、Habit Burger Grill)をフランチャイズ展開しています。同社のKFC、Taco Bell、Pizza Hutの各ブランドは、それぞれチキン、メキシカンスタイルフード、ピザのカテゴリーにおける世界的リーダーであり、Habit Burger Grillは、注文を受けてから焼き上げる炭火焼きバーガーやサンドイッチなどを専門とするファースト・カジュアル・レストランのコンセプトで運営されています。2023年、KFC、Taco Bell、Pizza Hutの各ブランドは、アントレプレナー社の「世界のトップ・フランチャイズ・ランキング」でトップ5にランクインしました。また2023年には、ブルームバーグ男女平等指数、フォーブス誌の「多様性のためのアメリカの最優秀雇用主」リスト、ニューズウィーク誌の「アメリカで最も責任ある企業」、「多様性のためのアメリカの最も働きがいのある職場」、「女性のためのアメリカの最も働きがいのある職場」リストにYum! Brandsが選ばれています。2022年には、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス・ノースアメリカに選出されています。

トレジャーデータについて

Treasure Data, Inc.は、2011年12月に米国で設立後、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点として、日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。米国、日本に加え、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツにも拠点を置いています。トレジャーデータは、企業がすべての顧客データを活用して、洗練された一貫性のある顧客体験(Connected Customer Experiences)による企業価値の向上を実現することを支援しています。トレジャーデータのCustomer Data Cloudは、カスタマーデータプラットフォームと意思決定機能を備えており、部門やチャネル横断で、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。Customer Data Cloudの「Treasure Data CDP」は、数々のアワードを受賞しており、グローバルで450社以上の顧客企業に活用されています。

一般の方からの問い合わせ先

トレジャーデータ 熊谷
E-Mail:pr-jp@treasure-data.com

報道関係からの問い合わせ先

トレジャーデータ 広報担当(株式会社VAインターナショナル) 田中/岩野
電話:03-3499-0016
FAX:03-3499-0017
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