データのセキュリティやガバナンスを強化し、個人・法人の顧客へ一貫性のあるカスタマージャーニーの構築環境を整備
トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 喬、以下「トレジャーデータ」)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一、以下「ソフトバンク」)に、トレジャーデータが提供するCustomer Data Cloudの顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP」を活用して、顧客データ基盤の構築を支援しました。トレジャーデータは「Treasure Data CDP」によって、ソフトバンクが部門やチャネルを横断して顧客データを活用し、一貫性がある顧客体験を提供できることを目指します。
ソフトバンクは、以前より「Treasure Data CDP」を個人・法人向けのマーケティングに活用していましたが、現在、成長戦略である「Beyond Carrier(ビヨンド キャリア)」の下、通信事業の持続的な成長を図りながら、情報・テクノロジー領域の様々な分野で積極的に事業を展開し、企業価値の最大化を進めています。この度、顧客一人ひとりのさらなる体験向上に向けて、新たに「Treasure Data CDP」を使った個人・法人向けの顧客データ基盤を構築しました。この基盤によって、ソフトバンクやワイモバイル、LINEMO、法人顧客等の顧客データを部門横断で活用できるようになり、店舗やカスタマーサポート、Webを含めたあらゆる接点で顧客体験を向上させることが可能になります。
この取り組みにおいて、ソフトバンクは、高度なセキュリティ管理やデータガバナンスを担保した顧客データ基盤を必要としており、高いデータ処理性能が必須条件でした。また同時に、多くの事業部が利用でき、既存のマーケティングシステムとも連携できる、システムの可用性や拡張性も必要としていました。トレジャーデータは、これまでの「Treasure Data CDP」の提供で培ったノウハウをもとに、専用環境上に、高度なセキュリティを担保しつつ、顧客データ基盤を始めとしたアプリケーションや既存システムとのインターフェースを構築することを提案し、採用・導入に至りました。
また、トレジャーデータは、企業における「Connected Customer Experience」の実現を支援しており、一貫性があるカスタマージャーニーの設計に必要なプロダクトや機能を提供しています。今回のソフトバンクへの導入にあたり、データのセキュリティやガバナンスを管理する機能群「CDP for Trust」や、直感的なUIでオーディエンスのセグメント化やキャンペーンの実行・分析ができる機能「オーディエンススタジオ」、チャネル横断でのカスタマージャーニー構築を支援する機能「カスタマージャーニーオーケストレーション」など、大企業での顧客データ活用に必要な機能をワンストップで提供しています。
既にソフトバンクでは、今回構築した顧客データ基盤を個人・法人向けの各事業部で利用を開始しています。これによってデータ活用を基軸とした、事業課題の解決に取り組むことが可能になりました。顧客データのエンリッチ化による顧客理解の深化や、より高度化・パーソナライズ化された顧客とのOne to One コミュニケーションの実現など、マーケティング領域を中心にデータドリブン経営に向けた取り組みが開始されています。今後、この取り組みを通じて新たな顧客コミュニケーションを創出し、顧客一人ひとりに一貫性がある体験を提供することで、LTV(顧客生涯価値)の向上につなげ、個人・法人向け双方の事業のさらなる発展につなげる計画です。
トレジャーデータ株式会社について
Treasure Data, Inc.は、2011年12月に米国で設立後、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点として、日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。米国、日本に加え、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツにも拠点を置いています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data Customer Data Cloud」は、企業のデータの力を引き出し、「Connected Customer Experiences」の実現を支援します。「Treasure Data Customer Data Cloud」はクラウド型の顧客データ活用サービスで、マーケティング、営業、コンタクトセンターをはじめとした様々な部門に最適化されたソリューションを通じて、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。企業は、信頼性と安全性を備え、AIを搭載した「Treasure Data Customer Data Cloud」と既存の仕組みを組み合わせることで、顧客の満足だけでなく、業務効率の改善、プライバシーリスクの低減、そして、さらなるビジネス成長を実現します。「Treasure Data Customer Data Cloud」のCDP ソリューションは数々のアワードを受賞しており、グローバルで450社以上の顧客企業に活用されています。
一般の方からの問い合わせ先
トレジャーデータ 熊谷
E-Mail:pr-jp@treasure-data.com
報道関係からの問い合わせ先
トレジャーデータ 広報担当(株式会社VAインターナショナル) 田中/岩野
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FAX:03-3499-0017
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