プライバシーに配慮しつつ、広告コンバージョンの計測や最適化の精度向上を支援

トレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三浦 喬、以下、トレジャーデータ)は、ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員 CEO:小澤 隆生)が運営するYahoo!広告のCookieに依存せずに広告コンバージョンの計測を支援する機能「Conversion API」への対応を開始しました。また、LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)が運営するLINE広告の同機能「LINE Conversion API」への対応も開始しました。

昨今、国内外で個人情報の取り扱いに関する規制が強まる中、プライバシー保護の観点からも、CookieやIDFAなどを活用したマーケティング手法は見直しを迫られています。この変化に伴い、広告プラットフォーム企業は、広告主が持つ顧客データの一部を直接広告プラットフォームへ送信し、プライバシーに配慮しつつ広告のコンバージョンの計測や最適化の精度向上を行う機能「Conversion API」の提供を開始しています。

広告主である企業が「Conversion API」を使って、自社の顧客データを広告プラットフォームに連携するには、各プラットフォームの仕様に合わせて、個別に連携の開発を行う必要がありました。そこで、トレジャーデータは、以前より「Treasure Data CDP」で管理している企業の顧客データを、新たな開発を行うことなく、設定のみで広告プラットフォームへ連携できる取り組みを進めていました。今回、「Treasure Data CDP」がYahoo!広告の「Conversion API」とLINE広告の「LINE Conversion API」での連携に対応したことにより、簡単な設定のみで、自社の顧客データの一部をYahoo!広告とLINE広告に連携することが可能となりました。これにより、「Treasure Data CDP」利用企業は、国内の主要な広告プラットフォームへ「Conversion API」での連携ができるようになり、各広告プラットフォームの広告コンバージョンをより正確に計測できるようになるとともに、広告配信最適化の精度向上、さらには、広告の費用対効果の向上を図ることができます。また、企業の顧客である消費者にとっても、より嗜好に応じた広告の配信につながります。

Yahoo!広告とLINE広告の管理画面での設定や、顧客データを送信するための「Treasure Data CDP」のワークフローのセットアップ方法については、こちらのブログをご覧ください。なお、LINE広告については、「Treasure Data CDP」から顧客データをLINE広告へ連携するだけでなく、LINE広告のパフォーマンスレポートのデータを「Treasure Data CDP」へインポートすることも可能です。

トレジャーデータ株式会社について

Treasure Data, Inc.は、2011年12月に米国で設立後、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点として、日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。米国、日本に加え、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツにも拠点を置いています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data Customer Data Cloud」は、企業のデータの力を引き出し、「Connected Customer Experiences」の実現を支援します。「Treasure Data Customer Data Cloud」はクラウド型の顧客データ統合基盤で、マーケティング、営業、コンタクトセンターをはじめとした様々な部門に最適化されたソリューションを通じて、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。企業は、信頼性と安全性を備え、AIを搭載した「Treasure Data Customer Data Cloud」と既存の仕組みを組み合わせることで、顧客の満足だけでなく、業務効率の改善、プライバシーリスクの低減、そして、さらなるビジネス成長を実現します。「Treasure Data Customer Data Cloud」のCDP ソリューションは数々のアワードを受賞しており、グローバルで450社以上の顧客企業に活用されています。

一般の方からの問い合わせ先

トレジャーデータ 熊谷
E-Mail:pr-jp@treasure-data.com

報道関係からの問い合わせ先

トレジャーデータ 広報担当(株式会社VAインターナショナル) 田中/岩野
電話:03-3499-0016
FAX:03-3499-0017
E-Mail:vai@va-intl.co.jp