【お知らせ】トレジャーデータ、患者データとプライバシー保護のため、全製品がHIPAAに対応

※本お知らせは2023年3月21日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

エンタープライズ向けにカスタマーデータプラットフォーム（CDP）を提供するトレジャーデータは本日、HIPAA（1996 年に制定された米国における医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令）への全面的な準拠とともに、顧客企業とパートナーのために包括的なデータセキュリティに対する取り組みを宣言します。トレジャーデータは、ヘルスケアやライフサイエンス企業、製薬企業の「コネクテッドカスタマーエクスペリエンス（一貫性のある顧客体験）」の提供を目的に、すべてのプロダクトにおいてHIPAAに対応します。

IDCのカスタマーインテリジェンス＆アナリティクス リサーチディレクターであるデイヴィッド・ウォレスは、「効果的かつ効率的なデータセキュリティとプライバシーは、ヘルスケア領域のために設計されたあらゆる製品の中核をなすものです。トレジャーデータは、HIPAA準拠とその他の既存のセキュリティ準拠および認定を組み合わせることで、セキュリティが同社の製品提供における強みであることを改めて証明しています。高品質なCDPソリューションは、データを安全に集約・有効化するだけでなく、オムニチャネルでのエンゲージメント向上とパーソナライゼーションを通じて顧客への共感と信頼を提示することで、医療従事者が患者に対し最良の顧客体験を提供するユニークな立場にあります」と述べています。

HIPAAは、保護されるべき健康情報（PHI: Protected Health Information）の機密性、完全性、およびセキュリティを保護するための基準として策定されました。医療のデジタル化が進む中、業界では電子的に保護された医療情報（ePHI: Electronic Protected Health Information）を守ることの重要性も認識されるようになりました。トレジャーデータのCustomer Data Cloudは、製薬、健康および医療機器、保険、ライフサイエンス分野の大手企業を支援しています。トレジャーデータは、PHIとePHI両方におけるすべてのHIPAA基準を満たしており、その他の評価、テスト、従業員のHIPAAトレーニングの義務付けなどの一環として、毎年外部監査を受け、コンプライアンスを確保しています。

トレジャーデータのCISO（最高情報セキュリティ責任者）兼CIO（最高情報責任者）であるアイシャ・カーンは、「私たちが行った最新の調査によると、データセキュリティとプライバシーは、企業がCDPへの投資を検討する際に最も重視する項目です。医療機関には、最高レベルのデータセキュリティとプライバシー保護を明確に求められます。トレジャーデータは、HIPAAとFISC（金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準）両方の要件への準拠に加え、ISO/IEC 27001:2013認証とSOC 2 Type 2監査にも合格しています」と述べています。

本日のHIPAAコンプライアンス発表の詳細については、HIPAAセキュリティルールのホワイトペーパー（英語）をお読みください。また、トレジャーデータは、2023年3月28日～29日にペンシルバニア州フィラデルフィアで開催されるロイター社のイベント「Pharma USA 2023」にブース #28で参加し、PIIとPHIが併用される患者のエンゲージメント向上と患者支援のユースケースのデモンストレーションを行います。