SCAの拡大で、企業はトレジャーデータのプラットフォームを通じて顧客に関するナレッジとインサイトを得られるように
※本お知らせは2023年2月8日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
トレジャーデータは、Amazon Web Services, Inc.(AWS)と複数年にわたる戦略的協業契約(SCA)を締結し、企業のデジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速させ、オムニチャネルでのコネクテッド・カスタマーエクスペリエンスの提供を支援します。この協業により、製品サポートの強化、ソリューションの共同開発、共同での市場参入活動に取り組むことで、トレジャーデータはグローバル企業に対し、より強固で合理的なサービスを提供することが可能となります。
スバルのデジタルイノベーション担当GMである野口清茂氏は、「スバルが収集する膨大かつ多様なデータは、顧客ロイヤルティの構築と、競争の激しい輸送市場におけるブランドの差別化に貢献しています」と述べています。「「Treasure Data CDP」は、エンタープライズ規模のスケールを提供でき、さらにアマゾン ウェブ サービス(AWS)との密接な連携により、この規模のデータ収集に迅速かつ柔軟に対応できる唯一のプラットフォームとなりました。」
トレジャーデータの「Customer Data Cloud」は、AWS上に構築された、クラウド型のカスタマーデータプラットフォーム(CDP)と関連アプリケーションの統合ソリューションです。企業全体が顧客中心主義を採用し、一貫した顧客体験を提供できるよう支援します。
本協業によって両社は、営業、マーケティング、カスタマーサポート、チャネルプログラム、トレーニング、イネーブルメントなど、機能横断的に連携を深めていきます。シームレスなサポートとサービスにより、企業は「Treasure Data CDP」の導入を迅速に進め、ビジネス価値を容易に実現できるようになります。また、すでに「Treasure Data CDP」を導入している企業に対しては、顧客データのインサイトをより効率的に活用できるよう支援します。
トレジャーデータのCEO 太田一樹は次のようにコメントしています。「トレジャーデータは、優れた顧客成果を提供するというコミットメントをAWSと共有しました。両社の長期的な関係強化を大変嬉しく思います。私たちの優先事項は、トレジャーデータのリーチを拡大し、あらゆる業界のすべての企業が、マーケティング、セールス、カスタマーサービスを問わず、顧客データとインサイトの発見、展開、活用を容易にすることです。今回の多層的なAWSとの協業は、その目的をさらに推し進めるとともに、トレジャーデータがより良いサービスを提供する能力を高めるものです。」
AWSのインダストリーソフトウェア&データアライアンス担当ディレクター兼ゼネラルマネージャーであるChris Casey(クリス・ケーシー)氏は次のように述べています。「お客様からは、変化する顧客の行動に合わせてデータを安全に利用し、より深い顧客エンゲージメントを促進できることが、重要な差別化要因であるという声を聞きます。当社は長年にわたり、トレジャーデータと密接に協業してきましたが、今回の協業拡大によって、あらゆる業界の企業がAWS上でトレジャーデータのソリューションを利用できるようになることで、より多くのユースケースを解決できるようになることを嬉しく思います。」
企業は、顧客の変化に対応するため、データ分析とインサイトに強く焦点を当て、デジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速させています。トレジャーデータとAWSは、小売、消費財(CPG)、自動車、旅行・ホスピタリティ、金融、メディア・エンターテインメント、ライフサイエンス・製薬といった重要な業界において、幅広い共同活動や投資へコミットします。より深い技術的協業により、製品とサービスの統合や市場参入のための事業協力が強化され、トレジャーデータとAWS、両社のお客様に革新的な製品とサービスを提供します。
AWSとのSCAに加え、トレジャーデータはAWS Clean Roomsのローンチカスタマーでもあります。AWS Clean Roomsは、お客様とそのパートナーが、もとになるデータを共有したり公開したりすることなく、結合されたデータセットをより簡単かつ安全に照合、分析し、コラボレーションができる新しいクラウド分析サービスです。更に、トレジャーデータは、CDPベンダーとして初めてAmazon Marketing Cloudと連携しています。Amazon Marketing Cloudは、Amazon Adsのアプリケーションで、広告主がAmazon Adsのシグナルを活用してキャンペーンのカスタム分析ができるようにするものです。これらの取り組みにより、トレジャーデータは、マーケティング、広告、キャンペーンへの投資最適化のための、よりリッチで安全、かつタイムリーなインサイトを開発するためのより多くの選択肢をお客様に提供していきます。
詳細については、https://www.treasuredata.co.jp/partner/aws/ をご覧ください。
トレジャーデータ株式会社について
トレジャーデータは、2011年12月に米国で設立された後、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点として、日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。米国、日本に加え、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツにも拠点を置いています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data Customer Data Cloud」は、企業のデータの力を引き出し、「Connected Customer Experiences」の実現を支援します。「Customer Data Cloud」はクラウド型の顧客データ統合基盤で、マーケティング、営業、コンタクトセンターをはじめとした様々な部門に最適化されたソリューションを通じて、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。企業は、信頼性と安全性を備え、AIを搭載した「Treasure Data Customer Data Cloud」と既存の仕組みを組み合わせることで、顧客の満足だけでなく、業務効率の改善、プライバシーリスクの低減、そして、さらなるビジネス成長を実現します。「Treasure Data Customer Data Cloud」のCDPソリューションは数々のアワードを受賞しており、グローバルで450社以上の顧客企業を有します。
一般の方からの問い合わせ先
トレジャーデータ 大城
E-Mail:pr-jp@treasure-data.com
報道関係からの問い合わせ先
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