トレジャーデータ株式会社、「Zendesk(ゼンデスク)」に関わるサービスをワンストップで提供する株式会社エクレクトと協業開始

【2021年10月18日追記】グローバルでの展開に伴い、プロダクト名が「Treasure Data for Contact Center」から「Treasure Data for Service」へ変更となりました。詳しくはこちらのお知らせをご覧ください。

トレジャーデータ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：三浦 喬、以下、トレジャーデータ）は、「Zendesk」の認定パートナーである株式会社エクレクト（本社：東京都世田谷区、代表取締役：辻本 真大、以下、エクレクト）との協業により、10月8日、「Treasure Data CDP for Contact Center」と「Zendesk」との連携を開始しました。

本協業により、コンタクトセンターやカスタマーサポートの領域で広く活用されているクラウド型カスタマーサービスプラットフォーム「Zendesk」上に蓄積された顧客対応から得た情報と、トレジャーデータの提供するカスタマーデータプラットフォーム「Treasure Data CDP for Contact Center（以下、CDP for Contact Center）」で統合管理されている多種多様な顧客データを組み合わせ、顧客体験を向上することが可能になります。

昨今、企業のカスタマーサポートが、顧客満足度を左右する重要なポイントの一つとなっています。そして、顧客理解に必須であるマーケティング、セールス、そしてカスタマーサポート部門を横断して保有する顧客データ基盤を整備し、さらにはコンタクトセンターを中心とした最適な顧客体験を提供することが企業にとって急務となっています。しかし、現状では、コンタクトセンターのマルチチャネル化やオペレータの効率性向上を目的とした部分最適のプロセス構築が進み、部門横断かつ全体最適で顧客と長期的な関係を構築する企業は多くはありません。また、デジタル上での顧客接点も増えており、企業が提供する顧客体験には改善の余地が多く残されています。

そのような課題を解決するのが、「Zendesk」のサービスをワンストップで提供するエクレクトと、「CDP for Contact Center」を提供するトレジャーデータとの協業によるサービスの連携です。「CDP for Contact Center」は、コンタクトセンター等の顧客接点を包括的に管理し、リアルタイムに顧客一人ひとりに的確な対応を実現するためのプラットフォームです。マーケティング領域で顧客理解の深耕、One to One対応の基盤としてすでに成熟しているCDPをコンタクトセンター領域にも活用することで、顧客満足度の向上、LTV（顧客生涯価値）の最大化を実現します。

「CDP for Contact Center」の利用企業は、自社で保有する多種多様な顧客データと「Zendesk」が管理する顧客とのコンタクト情報、プロフィール情報、そして購買履歴等を統合し、顧客の属性情報や直前の行動を含むすべての行動データから導き出された次の最適な行動などを、リアルタイムに「Zendesk」上で参照することが可能です。オペレータはその情報をもとにきめ細やかな対応が可能になり、顧客対応の品質向上につながります。また、「CDP for Contact Center」が備える機械学習機能を用いて、VOC（顧客の声）のテキスト化データを分析することで、セグメント抽出や顧客対応へのフィードバックをすることができます。今回の協業により両社は、企業のCX(顧客体験)向上、さらには顧客データの活用を軸としたコンタクトセンター業務の変革に向けた支援を加速させていきます。

なお、2021年10月12日（火）、13日（水）の2日間にわたりトレジャーデータが開催するオンラインイベント「PLAZMA20 -Beyond Marketing-」において、初日12日（火）の 14:50〜15:20（予定）に、エクレクトの代表取締役 辻本 真大氏とトレジャーデータ シニアセールスマネージャー 奥寺 徳久が、「Treasure Data CDPとZendeskで実現するCX向上」と題した対談を行います。本講演は、イベントサイトから申し込み、無料で聴講することができます。

<別添>
「Treasure Data CDP for Contact Center」と「Zendesk」の連携の概要