「Treasure Data CDP」導入支援やDACのデータ活用ソリューションとの連携を強化

トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:三浦 喬、以下、トレジャーデータ)は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO: 島田雅也、以下 DAC)と、新たなパートナー契約を締結しました。

データドリブンマーケティングが推進される昨今、自社で保有する顧客データを収集・統合、管理する基盤としてCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)構築の需要が高まっています。特に日本におけるCDP市場は大企業向けの市場が先行して形成されている特徴があり、中堅企業向けの市場規模は今後急速に成長する見通しです。中堅企業向けの市場規模は、2025年には200億円に達すると推計され、年平均成長率で30%と大きな成長が見込まれる市場となっています(※1)。一方で、CDP導入に際して、「専門人材・知識の不在で導入が進まない」、「マーケティング・CRM施策が十分に展開できない」、さらには「コスト面での柔軟性、概念実証(PoC)を十分に行うことができず導入意思決定ができない」といった問題が起きています。

こうした状況を踏まえて、トレジャーデータは、DACとの包括的パートナーシップ契約により、大企業向けのみならず、これから本格的にデータ活用やDXに取り組もうとしているあらゆる企業に向けた支援を強化し、より効率的な形でCDPを導入・活用していくための施策の設計から運用までをトータルでサポートするパッケージサービスの提供を行います。
具体的には、「Treasure Data CDP」の導入支援に加えて、CDPの導入検討段階でのPoC、国内最大級のDMPである「AudienceOne®(※2)」、LINEに対応したメッセージング配信ソリューション「DialogOne®(※3)」、パーソナルデータの処理における同意取得ツール「Sourcepoint(※4)」等のDACが提供するソリューションとの連携強化を進めて、多様なマーケティングツールの活用支援をする他、機械学習機能を活用したサービス提供を推進します。

トレジャーデータとDACは、本パ―トナーシップ契約の締結により、両社の強みを生かし、より一層幅広い企業に対し、DXおよび効果的なデジタルマーケティング・CRM活動の推進に取り組んでまいります。

(※1)    トレジャーデータ 調べ
(※2)  「AudienceOne®」は、オンラインデータに限らず、購買履歴や位置情報などのオフラインデータとも連携し、CRM、広告配信結果、パネルリサーチ結果など、さまざまなデータの統合や分析、可視化が可能です。また特許技術による、デバイスやチャネル間のクロスデバイス推定機能も特長です。これにより、豊富な連携チャネルを活用し、「新規顧客の獲得」から「既存顧客のLTV向上」までフルファネルで、高度なマーケティング環境を実現します。「AudienceOne®」が保有するデータには、性年代・年収などのデモグラフィックデータや、約1,400種類の興味関心データ(サイコグラフィックデータ)、専門領域に特化した「AudienceOne®」パートナー企業から提供されたデータ(Data Exchange)などが含まれます。
https://solutions.dac.co.jp/audienceone
(※3)  「DialogOne®」は、LINEに対応した、広告主企業が保有する顧客情報とソーシャルアカウント情報などを掛け合わせ、各ソーシャルアカウントをより高度に活用することができるメッセージング管理ソリューションです。これにより、ユーザーひとりひとりに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現します。
https://solutions.dac.co.jp/dialogone
(※4)  「Sourcepoint」は、Webサイトやアプリ上で、来訪者に対して企業によるデータの取得、利用に関する状態を案内し、同意ステータスを管理するために活用される、CMP(Consent Management Platform:同意管理プラットフォーム)です。
https://solutions.dac.co.jp/external-product/sourcepoint

トレジャーデータ について

2011年に設⽴されたトレジャーデータは、市場の草創期よりCDPを提供しています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data CDP」はデジタルトランスフォーメーションの基盤であり、企業のデジタルトランスフォーメーションに必要な顧客理解、顧客体験の最適化をサポートします。企業は既存の仕組みと「Treasure Data CDP」を連動させて、様々なデータを柔軟に収集、⼤規模かつセキュアに統合・分析することができます。2012年11⽉、事業開発および技術開発の拠点として、東京に⽇本法⼈であるトレジャーデータ株式会社を設⽴、⽇本市場での本格的な事業展開を開始し、現在では、⽇本を起点にアジア太平洋地域へとビジネス領域を拡⼤・展開しています。その他、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツに拠点を置いています。「Treasure Data CDP」は、急成⻑中のCDP分野でリーダーの地位を確⽴しています。

DACについて

DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
今後もDACは、”Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。”というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。
https://www.dac.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>

一般の方からの問い合わせ先
トレジャーデータ株式会社
堀内
E-mail:pr-jp@treasure-data.com
URL:https://www.treasuredata.co.jp

報道関係からの問い合わせ先
トレジャーデータ 広報担当
㈱VAインターナショナル
田中/後藤
TEL:03-3499-0016 FAX:03-3499-0017
E-mail:vai@va-intl.co.jp