カスタマーデータプラットフォーム TREASURE CDP がダイヤモンド・オンラインに採用

　トレジャーデータ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：三橋 秀行、以下：トレジャーデータ）の提供する「TREASURE CDP（トレジャーシーディーピー）*」は、ダイヤモンド社(本社：東京都渋谷区、代表取締役：石田 哲哉、以下：ダイヤモンド社)が運営するビジネスオンラインメディア「ダイヤモンド・オンライン」（https://diamond.jp/、以下：DOL）に採用されました。

　ダイヤモンド社は、読者へのエンゲージメントを高めるためのコミュニケーションやDOL内での最適な記事レコメンドが重要であると位置づけています。しかしながら近年、読者との接点が多チャネル化する中、CRM施策を通じた読者のエンゲージメント向上が課題となっていました。そこで、ダイヤモンド社は「TREASURE CDP」を採用して、読者の閲覧行動からインサイトを理解することで、読者への最適なコンテンツを配信する取り組みを開始しました。

　具体的には、「TREASURE CDP」に格納されている閲覧データをマイクロアド「UNIVERSE *2」に連携することで、会員のDOLサイト外での行動を分析し、その特徴に連動するコンテンツを生成、出しわける実証実験を実施しました。その結果、DOL会員に向けたコンテンツのCTRが、通常配信時と比較し、最大9.3倍という結果を得ることができました。

　トレジャーデータはTREASURE CDPの顧客企業への提供を通して、メディア読者や生活者のインサイトを理解して、顧客企業へのエンゲージメント向上に貢献する機能を強化してまいります。

*TREASURE CDP
オンライン広告、マーケティングやCRM(Customer Relationship Management)領域のデータはもちろんのこと、顧客一人ひとりの行動データや属性データなどのデータを統合することで、パーソナライズをとしたデジタルトランスフォーメーション（ITの浸透が人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させるという概念）を可能とするカスタマーデータプラットフォーム

*2 UNIVERSE
株式会社マイクロアドが提供するマーケティング基盤構築サービス。オンライン・オフラインのデータを統合的に集積・分析し、企業の顧客生涯価値最大化を実現するデータプラットフォーム

（参考）
トレジャーデータとは・・・
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、設立以来企業が扱う大量のデータを、リアルタイムで収集、統合するための仕組みである「データマネージメントソリューション」を提供しています。大容量の購買取引データやWeb閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ等、様々な非構造化データに対応しており、収集・保管・分析および他のマーケティングツールやサービスに連携し、簡単に「カスタマーデータプラットフォーム(CDP)」を構築することが可能です。さらに、センサーデータやマシンデータ等、IoT分野におけるビッグデータへの対応も強化しています。日本では、2012年11月に国内の事業開発および技術開発の拠点としてトレジャーデータ株式会社を設立、また、2015年1月にソウル支社を開設、アジア太平洋市場における本格的な事業展開を開始しています。
URL：https://www.treasuredata.co.jp