米国トレジャーデータ社(以下「トレジャーデータ」)は、通信キャリア向けのログ収集基盤ソフトウエア「Fluentd」および「Embulk」の導入・運用サポートを三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(注1、以下「MDIS」)に提供してまいりますので、お知らせいたします。

 「Fluentd」および「Embulk」は、トレジャーデータが開発したオープンソースのログ収集基盤ソフトウェアです。「Fluentd」は、ログデータをストリーミングでアップロードする機能を有し、「Embulk」は他のデータベースにあるデータなどをバッチで取り込むソフトウェアです。いずれも、企業が保有する大量のデータを効率よく収集・管理することができることから、大規模Webサービスやビッグデータの基盤に、多く導入されています。

 MDISは長年のキャリア向け情報システム事業において、サービス提供設備の運用支援系システムの構築実績があります。その知見を活かして、「Fluentd」および「Embulk」の機能や特徴、制限事項なども考慮し商用ネットワークへの導入を進めてまいります。

 これまでMDISは、三菱電機グループのIT事業の中核企業として、ネットワークを含めた様々なシステムを構築して参りました。またトレジャーデータは、ビッグデータのプラットフォームの提供会社として、「Fluentd」および「Embulk」を提供しております。今後両社は協力して「Fluentd」および「Embulk」を生ログの収集用途に積極的に展開していきます。加えてMDISは、ビックデータ分析基盤ソリューションを充実させ、幅広い分野での適用に取り組んでまいります。

(注1)三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
取締役社長:牧野 友明、本社:東京都港区芝浦4-13-23 MS 芝浦ビル
オフィシャルウェブサイト: http://www.mdis.co.jp/

(参考)
<トレジャーデータとは・・・>
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、ビッグデータを一定の月額課金で収集・保管・分析する業界初のクラウド型ワンストップ・ビッグデータサービスを提供しています。米国レッドハット社や三井ベンチャーズで経験を積んだ芳川裕誠と、Hadoopコミュニティの中心的なメンバーである太田一樹、そして、分散インフラ技術「MessagePack(メッセージパック)」やログコレクター「fluentd(フルーエントディー)」を開発した古橋貞之の3名がシリコンバレーで起業したベンチャー企業です。同社のサービスは、大容量の購買取引データ、Web閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ、センサーデータやマシンデータ等、様々な非構造化データに対応しています。顧客は、フォーチュン誌が選ぶ世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」の企業も含まれています。日本では、2012年11月にトレジャーデータ株式会社を設立し、日本国内の事業開発および技術開発の拠点となっています。

<本件に関するお問い合わせ先>

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URL:https://www.treasuredata.co.jp

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