機械学習ライブラリ「Hivemall」を提供開始
公開日 2016/02/18~トレジャーデータサービス上のデータを機械学習で価値に変えることが可能に~
トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三橋 秀行、以下:トレジャーデータ)が提供するクラウド型データマネージメントサービス(DMS)「トレジャーデータサービス」に、2016年2月より、機械学習ライブラリ「Hivemall」の機能が追加され、提供を開始しました。
トレジャーデータが提供する機械学習ライブラリ「Hivemall」には、ロジスティック回帰等の回帰分析やランダムフォレストによるクラス分類、行列因子分解を利用したレコメンデーション等のさまざまな機械学習アルゴリズムが実装されており、利用者は複雑なプログラミングをすることなく、HiveQL* クエリを使って学習から予測まで機械学習の一連の処理を実行することができます。トレジャーデータサービスに格納されたデータに対して、直接、機械学習処理を効率的に扱うことが可能であり、機械学習の導入・運用のハードルが低いという利点があります。
トレジャーデータサービスを導入している企業は、機械学習ライブラリ「Hivemall」をいつでも利用可能です。Hivemallを利用した機械学習ソリューションを追加することで、アドテク企業が広告のクリック率予測やオーディエンス拡張のアルゴリズムを改善するために機械学習を利用したり、EC企業が商品推薦やユーザの離反防止に機械学習を活用するビジネス場面へのトレジャーデータサービスの展開を図っていきます。
(参考)
<米国トレジャーデータ社について>
(Webサイト https://www.treasuredata.co.jp)
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、ビッグデータのプラットフォームの提供を専門としています。大容量の購買取引データやWeb閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ等、様々な非構造化データに対応して、ビッグデータを一定の月額課金で収集・保管・分析するクラウド型データマネージメントサービス(DMS)「トレジャーデータサービス」を提供しています。さらに、センサーデータやマシンデータ等、IoT分野におけるビッグデータへの対応も強化しています。日本では、2012年11月に国内の事業開発および技術開発の拠点としてトレジャーデータ株式会社を設立、また、2015年1月にソウル支社を開設、アジア太平洋市場における本格的な事業展開を開始しています。