カスタマーデータプラットフォーム(CDP)比較ガイド
カスタマーデータプラットフォーム(CDP)は、顧客の売上増加、顧客維持率の向上、キャンペーン運用コストの削減など、さまざまな効果をもたらします。CDPは貴社のビジネスを大きく変えることができるのです。
あらゆる企業が顧客データが持つ力を引き出し、顧客エンゲージメント向上、さらには収益向上をもたらしたいと望んでいます。顧客データの基盤であるCDPを正しく比較し選定することは、とても大切です。ここでは、カスタマーデータプラットフォームを提供するベンダーを比較する際にチェックすべき10項目について解説します。
CDP導入のための10のチェックポイントをダウンロード
大手企業のための、プロジェクト成功のベストプラクティスを集めました。CDPを活用して、マーケティング担当者自らの力でよりパーソナライズされた顧客体験を提供することの価値は計り知れません。その重要性に気づいた企業は、飛躍的な成長を遂げています。チェックリストを活用して、CDP導入のための最初の準備をしてみませんか。
ダウンロードするCDPの比較:ベンダーへの10の質問
CDPは、ファーストパーティデータ、セカンドパーティデータ(ビジネスパートナーからのデータ)や サードパーティデータなど外部データ(ファーストパーティデータをエンリッチメントするためのデモグラフィックデータや位置データなど)を組み合わせて、統合管理します。CDPは、顧客プロファイルデータを統合して、信頼できる唯一のデータソース(シングルソースオブトゥルース(SSOT))を作成することができます。そして、このデータを他のシステムに連携し、施策を実行することで、パーソナライズされた適切な顧客体験を実現します。
自社に適したCDPを選ぶ際、何から考えるべきでしょうか。ローデータの処理能力、柔軟性、統合の容易さ、拡張性、そしてダイナミックな市場環境に適応できる継続的なサポートについても考慮しなくてはなりません。以下は、最適なCDPベンダーを比較・検討する際に問うべき10の質問です。
1.個人とクッキーのトラッキング
質問:デバイスを問わず、匿名客(アノニマス)と既存顧客(ネームドカスタマー)の両方をトラッキングできますか?
理由:CDPは、匿名客から既存顧客、そしてロイヤル顧客まで、顧客の行動からインサイトが得られるように設計されています。CDPベンダーを比較検討する際には、イベントデータを収集するWeb・モバイルSDKを提供しており、IDベース(電子メール、ユーザー名など)、さらにはクッキーベース(ブラウザクッキー、IDFAなど)のトラッキングをサポートしているかを確認しましょう。
2.カスタマージャーニーの一元管理
質問:柔軟かつ無制限にデータを保持をすることができますか?
理由:多様な顧客接点から生まれたデータは、施策が成功した理由、失敗の理由を把握することができます。たとえデータ量が膨大な規模に拡大しても、多くのソースからデータを取得し、保持し続けられるかを確認しましょう。
3.散在する顧客データの統合
質問:多種多様なデータソースと連携されていますか?Eメール、デジタル広告、プッシュ通知、アプリ、ダッシュボードツールなど、システム、チャネル、部署をまたいで散在するデータソースを統合することはできますか?
理由:CDPは、多種多様なソースからデータを収集して、マスターオーディエンスプロファイル(MAP)を構築し、クロスチャネルキャンペーン管理(CCCM)を簡単に行うことができます。各ベンダーには、既に使用しているアプリケーションや、今後使用したいアプリケーション、MA(マーケティングオートメーション)等と連携しているかを確認しましょう。
4.安全性とコンプライアンス
質問:質問:どのようなセキュリティ認証/証明を受けていますか?
理由:顧客から信頼されているからこそ、あなたは顧客の大切なデータを預かっています。セキュリティは最優先事項です。CDPベンダーを比較する際には、関連機関から認定を受けているかどうかを確認します。また、顧客データの取り扱いにあたり、セキュリティ観点から最新の業界水準に則り運用されているかも確認しましょう。
5.クロスチャネルキャンペーンの管理
質問:クロスチャネルのキャンペーンを管理し、顧客一人ひとりのカスタマージャーニーを把握する機能はありますか?
理由:現代のマーケターは、デバイスやチャネルをまたいでマーケティングプログラムを管理しなくてはなりません。複雑化するカスタマージャーニーを把握を把握することができるか確認しましょう。
6.IT部門への依存解消または軽減
質問:導入・メンテナンスの際にIT部門の支援が必要ですか?
理由:CDPは、IT部門を介さずに、顧客データを保有・管理するのに役立ちます。IT部門に依頼して必要なデータにアクセスするのではなく、自らデータを取り扱い、活用することが可能です。
7.柔軟なデータ管理
質問:どんな種類のデータやフォーマットでも統合できるのですか?複雑な分析とセグメンテーションは可能ですか?
理由:顧客データは大体において散在しているもので、顧客一人ひとりのカスタマージャーニーを把握するには高度な技術が求められます。CDPベンダー比較においては、柔軟なデータ統合、セグメンテーション、他ツールへのプロファイルの連携が可能かどうかを必ず確認しましょう。
8.AI活用
質問:AI/機械学習エンジンを搭載していますか?またはロードマップにありますか?その場合、どの程度使いやすいものでしょうか?
理由:トレジャーデータでは、マーケターが扱えるよう最新のAIと機械学習アルゴリズムをパッケージとして提供しています。企業・ブランドの真のファンを特定し、ファンが望む体験を提供することで、より良い顧客体験を提供します。
9.成功までの継続的なサポート
質問:利用企業それぞれのニーズに沿った導入プログラムはありますか?また、プラットフォーム以外にどのようなサービスを提供していますか?
理由:CDPの構築はビジネス成功のためのプロセスにすぎません。毎月のように新しいチャネルやパートナーが増え、市場環境は常に変化しています。CDPベンダーは、個社ごとのニーズに寄り添いながら、ビジネスを長期的に成功に導く、信頼できるパートナーであるべきです。
10.ローデータへのアクセス
質問:他のデータウェアハウスを使わずに、あらゆるデータタイプのローデータにアクセスすることができますか?
理由:平均値や集計値では、顧客の真のストーリーのわずか10%しか理解することができません。カスタマージャーニーで起こる重要な一瞬を明らかにするためには、ローデータへのアクセスが欠かせません。GUI、API、SQLを介してローデータへのアクセスが可能なCDPであるか確認しましょう。