オプトアウト方法及び法令遵守について
昨日(3月25日)より当社サービスのオプトアウトや法令遵守についてのご意見がインターネット上で交わされております。また当社へ直接のお問い合わせも頂戴しております。本件を受けまして、当社サービスのオプトアウト方法及び法令遵守に向けた対応についてご説明させていただきます。
(1)Arm Treasure Dataのサービス概要
当社ではカスタマーデータプラットフォーム(CDP)と呼ばれる、データベース基盤のサービス提供を行っております。CDP内に保管されるパーソナルデータは当社の顧客企業が管理・保有するデータであり、広告配信等のマーケティング活動、CRM施策等は各企業の裁量により行われます。技術サポートやシステム運用等、当社サービスの運営上最低限必要な統計情報やログへのアクセスを除き、当社顧客が収集したデータを当社が使用することはなく、当社によるデータ利用は厳しく制限しています。
(2)オプトアウト
パブリック DMPと呼ばれるサービスでは、一般にDMP提供事業者がデータ収集を行い、データを保有し、そのデータを利用してターゲティング広告配信等を行います。そのため、DMPサービスの利用企業が複数存在したとしてもオプトアウト画面は一つになります。
一方DMPとは異なり、当社サービスは当社顧客が個々に独立して使用するもので、前述の通り保管されるデータは当社顧客の保有データになります。従いまして、オプトアウト機能は各社が用意する形になり、当社は各社がオプトアウト機能を実装するために必要な技術提供及び設定方法のご案内をしております。
なお、当社クッキーポリシー(URL: https://www.treasuredata.co.jp/cookies/)内のオプトアウトボタンは、当社が当社商品・サービスの販売・マーケティング等を行うために、https://www.treasuredata.com/ で実施している当社によるデータ収集をオプトアウトするためのものです。各顧客企業が提供するサービスやウェブサイトで実施しているデータ収集向けのオプトアウトを実行できるものではありません。
(3)法令遵守に向けた対応
当社では、顧客企業に必ず同意いただく利用規約の中で関連法令遵守について定めています。
https://www.treasuredata.com/terms/
また顧客企業の集まりであるユーザー会、およびパートナー企業との会合では個人情報に関する勉強会を開催する等、法令遵守のための取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、一連のご意見・議論を参考にさせていただき、今後は顧客企業の方々に向けて、個人情報保護法その他関連する法令遵守のための情報共有をさらに行うとともに、弁護士の方など外部の専門家を交えた情報交換の機会等も充実させていくことといたしました。実際の取り組みにつきましては、セミナー等公開できるものにつきましては弊社ウェブサイト上等で都度ご案内してまいります。