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PLAZMA:
DXを実行する新しいアクションのために

TREASURE DATAの堀内です。7月14日から3日に渡り開催する「PLAZMA12」、申し込みページをいよいよ公開いたしました。年に4回、継続開催している「PLAZMA」はイベント・コミュニティの形態をオフラインからオンラインへと変化させながら、初回から数えて3年目を迎えました。

今回は台湾のデジタル大臣であるオードリー・タンさんがキーノートセッションにご参加くださいます。皆様も良くご存知かと思いますが、オードリーさんがデータを活用して如何に市民生活を豊かにしているのか、そのエッセンスを共有していただけるのではないかと思います。

台湾のデジタル大臣であるオードリー・タンさん

市民のデータを集めて、市民が使うためには、その市民自身の生活が豊かになるという便益をどのように設計するかが肝要であると私は考えています。その場合、どのデータをどのような手段で、いつ収集するのか、透明性を確立した取り組みであることが非常に重要です。オードリーさんには、具体的で貴重なアドバイスをお聞かせいただけるのではないかと、私自身非常に期待しています。Code for Japan代表理事の関治之さんと当社エヴァンジェリスト若原強との鼎談をお楽しみに!

現在のコロナ禍において、企業活動は制限され、いわば強制的な変化を求められています。その難局に適応するための必要な手段として、改めてDXが注目されていることと思います。「PLAZMA12」では早稲田大学の入山章栄教授を招聘し、「なぜDXが必要なのか」をテーマにお話しいただきます。変化の時代において入山教授からは「両利きの経営」「センスメイキング」「リアルオプション」など、現代の経営学ですでに確立している理論をもとに、DXの必要性、「なぜ」の部分についてお話をいただきます。企業がDXに取り組むきっかけとしても、重要な示唆に富んだセッションになるかと思います。

稲田大学の入山章栄教授

「PLAZMA12」では、全セッション、日本語と英語に対応し、アジア圏の方々にもこのコンテンツを届けられるようにチャレンジします(英語の吹き替えですので、USはもちろん世界中の方に配信したいと思っています!)。
3日目は基本言語を英語に、日本語の同時通訳音声をご用意しますが、X-TANKの伊藤嘉明さんには、英語でのキーノートをご依頼しました。「PLAZMA」の初回からキーノートを行っていただいている伊藤さんは、常に激動で予測不能なVUCA時代において、変化し続けなければ生き残りは困難であると訴えかけてこられました。伊藤さんとともに変化を続けるアジャイルなイベント・コミュニティである「PLAZMA」を象徴するセッションとなるかと思います。

X-TANKの伊藤嘉明さん

「PLAZMA」を頻度高く継続性をもって開催する目的は、DXを実行するための武器となる考え方やテクノロジー、事例をひとつでも多くお届けすることです。それにより、「PLAZMA」に参加される皆様が明日からアクションを起こす、その背中を後押ししできればと思っています。
2018年2月の「PLAZMA」第1回。丸の内の複数会場で開催し、3,000名を超す参加者にご来場いただいたオフラインのイベントでしたが、いつかオンラインで、場所にとらわれることなく開催することを考えていました。10回目にはライブ配信環境を整えオンラインとオフラインのハイブリットで開催、前回の「PLAZMA11」からは完全オンラインに移行、そして今回、「PLAZMA12」にて日本語と英語に対応し、世界中のどこにいてもオンラインでコンテンツを視聴できるところまできました。私たちTREASURE DATAにとっては、「PLAZMA」自体がチャレンジの場となっています。

このチャレンジが、ご視聴・ご参加いただくひとりでも多くの方々の、DXに関わる新しいアクション、そしてデータやテクノロジーを活用したビジネスの進歩改善に貢献することを願っています。
来週に迫った「PLAZMA12」、どうぞご期待ください!

PLAZMA 12は全編オンラインにて配信。
日本語と英語の2言語で開催します。
ぜひご参加ください。

詳細・参加登録はこちら